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Lineのご紹介:コードでつくる音声エージェント開発基盤

Karan Goel 
半透明の緑の水彩の四角が少しずつ角度を変えて重なり、中央ほど濃くなる図

この12か月で、数万人の開発者が当社の音声モデルSonicとInkを使い、音声エージェントを開発して本番運用に導入しました。その支援を通じて、技術力の高いチームであっても、既存のツールで優れた音声エージェントをつくることには苦労しているとわかりました。

音声エージェントを本番運用に移すのは、とりわけ難しい仕事です。数百万件の通話を通じて、高度な推論を行いながら、自然で低レイテンシの会話を維持する必要があります。何度も現れる課題があります。推論を増やすとレイテンシが上がること、一つの構成要素の小さな変更で品質が予測できないほど変わること、複数の提供者にまたがる不安定なインフラによって規模の拡大を見通しにくいことです。

そこで、Lineを開発しました。 Lineは、開発者や企業が優れた音声エージェントをつくるための開発プラットフォームです。

Lineはコードを中心に設計

優れた製品はコードでつくられます。 開発者の課題を振り返る中で、私たちは早くからその点に気づきました。Stripeは決済を、Twilioは通信を、Vercelはウェブを変えました。コードを中心に置くことで、企業は業界のあり方を変えています。

推論能力に制限を設ける固定的な会話ビルダーでは、知的なエージェントや自然な会話を表現できません。優れた音声エージェントには、人と同じように、変化する文脈、高度なロジック、バックグラウンドでの推論が必要です。

Lineではコードを使うため、音声エージェントのあらゆる部分を調整できます。Line SDKを使えば、バックグラウンド推論を行う高度な音声エージェントを直感的に構築できます。さまざまな用途を扱える設計です。例外的なケースもコードで直接処理でき、SDKと好きなパッケージを組み合わせられます。

AIによって、コードは最速の開発手段となり、以前より身近になっています。 開発者はAIで複雑なアプリケーションを短時間でつくり、これまで以上に多くのコードを書いています。Lineの設計とSDKの開発計画は、この未来を見据えています。

Lineで改善を速く繰り返す

優れた音声エージェントは、改善の繰り返しから生まれます。 変更し、実際の会話で試し、何がうまくいくかを学び、反応に応じて調整します。Lineは、そのサイクルを速く回すための基盤です。

テキストの指示やテンプレートから、数分で最初のエージェントを作成できます。CLIとGitHub連携を使えば、ローカルで開発し、一つのコマンドでプラットフォームへデプロイして、数秒後にはエージェントと会話できます。他の人に共有することもできます。

改善のたびに、幅広い評価と手動のテストが必要です。 開発者は、プロンプト、業務ロジック、バックグラウンド推論を継続的に調整します。エージェントの進歩を時間を追って測る必要があります。

Lineは、デプロイしたエージェントのすべての通話を記録し、音声と文字起こしを保存します。レイテンシなどのシステム指標と、監査やデバッグのためのログも提供します。独自のLLMによる評価指標を使って、顧客満足度や通話の成功など、さまざまな観点で通話を採点できます。

当社の音声モデルとインフラをLineで利用

優れた音声エージェントには、先端の音声モデルが必要です。 Cartesiaの研究チームは、AIアーキテクチャの研究成果を使って、世界最高水準の音声モデルを開発しています。

Sonicは世界最小のレイテンシを持つ音声合成モデルで、自然な会話音声と、原稿に忠実な読み上げを提供します。Inkは音声を理解するための最速のストリーミング音声認識モデルです。SonicとInkは、急成長する音声AI企業からFortune 500まで、企業の数百万件の通話を支えています。

モデルとインフラを深く統合することで、音声エージェント全体の体験を最適化できます。 Lineの音声エージェントはSonicやInkと同じ基盤に配置され、レイテンシを抑えます。また、最新の音声モデリング研究の成果をいち早く利用できます。

企業向けには、さらに統合を進められます。エージェントからモデルまで、Line全体をオンプレミスに配置でき、ファインチューニングでモデルをカスタマイズできます。

Line、Sonic、Inkは、世界各地に分散したCartesiaのインフラで動作します。デプロイしたエージェントを、低レイテンシを維持しながら数千件の通話へ拡大できます。

Lineの提供を開始

Lineは本日から、すべての開発者が利用できます。公開に合わせ、すべてのサブスクリプションプランで、月額料金相当の金額をエージェント向けに前払い分として提供します。追加費用はありません。

目指すものは明快です。どれほど複雑なコードを書いても、Lineにデプロイしたときには、すべての通話がよい体験であることです。

Lineを通じて、先端の音声AIを誰もが使えるようにし、AIそのものも世界の人々にとって使いやすくしたいと考えています。

皆さんが何をつくるのか楽しみにしています。登録し、ドキュメントを読んで、最初の音声エージェントをつくってみてください。Enterpriseプランについてのご相談は、お問い合わせください。